今週のお題「カメラロールから1枚」
こんなお題が初めてブログの運営サイトからきました。
自宅時間で読まれる方が増えたので改めて文字を読む事の素晴らしさを伝えるためだと思うんです。
そしてお題の通り楽しかった写真を振り返る方が多いと思うのでこうした内容になったと思います。
そこで今僕のフォルダには2万3,000枚の写真があったのでその中から珠玉の1枚を選びました。
面白いよりも奇跡的な写真をノミネートさせて頂きました。
それは5年前の夏、綿のTシャツを着ているとジメッと感じる季節でした。
先輩と後輩と社長と行くキャンプに心躍らせ向かった先は大阪南部の川沿いのキャンプ場。
家族連れや、カップル達がそれぞれに肉を焼き、暑くなったら川に入るという涼を感じていました。
僕達は広い川だったのもあり、少年心を取り戻し少し探検していました。
そんな川の下流に行くと人工的に作られた滝があり、取り戻した少年心で飛び込みました。
すると僕の同期の藤原くんがはしゃぎました。
でも藤原くんは運動神経が無く、今でも俺は高校の時バスケ部のキャプテンだったと大ウソをかまします。
そんな運動神経のない藤原くんは足を滑らせて水の勢いに飲まれ姿を消しました。
僕は最初は笑っていたんですが、流石に心配になり見渡すと流れの大人しい所から手を出す藤原くんの姿が見えました。
安心した僕は近くにある大きい石に登ったら?と提案しました。
すると精一杯の力で石に登ると彼の海パンは水に流されてフルヌードでした。
もうアダムとイブみたいな姿でした、しかしその姿はどこか恥ずかしさよりも自然もあり力強さすら覚えました。
その姿に流石の僕も彼の不意をつくフルヌードに笑いは止まらず笑っていると、彼は早くタオルを取ってと言ってきたので彼を助けようとタオルを投げました。
するとタオルが彼の手前で落ちそうになり彼が足を滑らせた時を撮った写真こそ奇跡の1枚です。
フルヌードの彼をまるで絵のように
妖精のような遊び心と
水の美しさと一体化した写真です。
どうぞご覧ください。
なんのエフェクトもかけずにこんなフィルターになったのは神の力が働いたとしか考えれません。
大事な所が見えないコンプライアンスも考えたこの姿勢はとにかく明るい安村もアキラ100%も絶対に思いつきません。
体勢を崩さないように本能的に動いた体勢と彼に舞い降りた神様が微笑んだ写真だと思います。
僕はこの写真を見る度に空へ羽ばたく鶴のような力強さを感じ、毎日強く生きようとおもいます。
そんな2万3000枚からの1枚でした。
もし他にもあれば僕に送ってくだされば僕の憶測で紹介させて頂きます。
どうか笑顔になってください。