すいません久しぶりになってしまって、最近一丁前にInstagramを頑張ってしまい更新できてなかったという言い訳だけさせてください。
先日ずっと楽しみにしていた夏の登山に行きました、場所は日本アルプスの燕岳。
長野県にあり、アルプスの女王と呼ばられる誇り高き山です。
誰と登ったかは言わずもながななんですが、我らの雇用主竹内でございます。
隊長と呼べと教育されておりまして、社長と呼ぶと怒られるという最先端の理不尽を取り入れてる人なんです。
昔を思い出してもらうと分かるんですけど、自分の街に1人は変わったおじさんっていたと思うんです、あの朝っぱらから小学校とかで懸垂とかして参加せんでもいい町内のあのラジオ体操を仕切ってた変わり者のおじさんの認識が1番近いです。
登るのに約4時間半〜5時間かかる山なんですがやっぱり山の気持ちよさって凄くて頭がクリアになるんですよ、ただね軽々しく山最高だなぁとか呟くと隊長に 山を舐めるな と怒号が飛んできます。
僕にはリフレッシュする時間がないのかと諦めがつくようになりました。
半分を過ぎると小屋があり、スイカが売ってあり食べることができます。
僕は知らなかったんですが綺麗に食べるより、かぶりつく方が男としての所作としては正しいそうです、僕もがっついて汁とか気にせず食べてたらお前はすぐに貧乏らしさが出るから良いと褒められました。
隊長が僕のことを褒める時って貧乏らしさが出てると褒めてくれるんですが、貧乏らしさってなんですか?
こういうことかな?
登ると雄大な山々が見えてきて足取りも弾むんですが僕はその日どうも調子悪くて息切れが凄いして隊長について行くだけで精一杯でした。
何回か 帰るか? かと言われたのですが不思議なもんでブチ切れる手前の長州力みたいな目で言われると死んでも登ろうと言う気持ちになりますよね。
朝4時半から登りちょうど4時間半で頂上に着くことが出来ました。
どうですか?この圧倒的な景色、人間とはいかに小さい存在か気付かされます。
その度にやっぱり自然は雄大で全てを忘れさせてくれる存在だなと思います。
そして今回はテント泊なんですが今まで豪雨に襲われた事しかなくて無事に朝を迎えた記憶がないんです。
しかし今回でハッキリしたんですが僕の同期の藤原さんが嵐を呼ぶ悪魔だったと分かったので疎遠になろうと思ってます。
よく聞かれるんですが山の上のテントで寝れるんですか?と。
答えは簡単なんですけど僕本当に無神経のバンダム級チャンピオンなんで風があろうが寒かろうが虫がいようが全く気にならないんです。
その反対で隊長こと竹内は几帳面ですし神経質なのであまり寝れないので、僕がイビキをかいて寝ているのを見るとシャイニングウィザードを喰らわしたくなると経営者として流石だなと思います。
↑シャイニングウィザードはこれね。
いつもは暴風雨なんですけど、穏やかな夜を過ごし危うく朝寝坊するところでしたね。
僕は今までテント泊は雨に濡れて避難小屋で救助を待つか突風にてムササビみたいになるしかないと思ってました。
しかし今回は晴天。
朝の3時に隊長も僕のテントに投石して起こしてくださったそうなんですが何せ無神経な僕ですから起きなかったそうで朝焼けを完璧に見たそうです、僕も途中から見たんですけど心奪われますね。
美しいって上戸彩以外でこんなに使ったの初めてでしたね。
そこからは隊長がくださった珈琲にて日本一の珈琲を飲み朝を優雅に過ごしました。
あと僕今回ガスがつかなくて火を全部隊長に頂いたのでますます関係が上司から部下ではなく支配者から支配される者になりました。
あー楽しかった、登山最高。
また登りたいな。隊長ありがとうございました。